軌道工事に特化した建設会社として事業を展開し、山形・秋田・八戸新幹線の新設工事等、東北地方を拠点とした工事に携わる機会に恵まれ、平成3年に株式会社第一鉄道を立ち上げ、第一グループとなり現在に至ります。弊社の指針は、
一、安全
二、信用
三、技術力
の三つです。これは、
「高い技術力で、高品質の仕事を積み重ねていけば、会社としての信用は高まっていく。
しかし、安全な施工でなければそれらは全て机上の空論である。
信用も、技術力も、全て安全の延長線上にあるのだ」
という、創業当時から第一グループ共通の指針であります。弊社のロゴマークは、社名の頭文字の「D」と「T」を重ねたものですが、内部の「T」でレールの断面図を表現し、「D」で囲む事で、軌道の安全を維持し、護っていくという意味が込められています。長年弊社で働き、その技術力と経験で軌道の安全に尽力してくれた社員は弊社の『宝』です。しかし、それを継承する若手の育成もまた急務となっております。保線の仕事に終わりはありません。そして私たちの安全への取り組みもまた、終わることはありません。今まで培った技術、経験、安全な施工に取り組む『志』に空白期間があってはならないのです。お陰様で株式会社第一鉄道としての仕事を始めて二十年余となります。弊社に脈々と流れる『安全』・『信用』・『技術力』の精神、これを遵守していくのはもちろん、また次の世代へ受け継いでいく、これこそ保線に携わる者の責務であります。この精神を胸に、日々の仕事に邁進していく所存です。
代表取締役 中村 美由樹